マスターオブエピックのレビュー
マスターオブエピックとはどんなMMORPGなのか?
マスターオブエピック(Master of Epic)は、2005年に国内ゲームメーカーのハドソンが開発した国産MMORPGで、現在はウィローエンターテイメント社が運営を行っています。 一般的なMMORPGで採用されているレベル制の育成システムではなく、スキルを成長させてキャラクターの特徴出していくスキル制を採用しているのが、このゲームの最大の特徴でしょう。
2013年9月から、私もキャラクターを1から作成し、様々な時間帯にログインしていますが、どの時間帯にログインしてもどこの都市でも割と人がいるというのはある種驚きでした。当然まだまだ楽しめるタイトルだ!というのが最初の感想です。それではゲームについて詳しく書いていこうと思います。
基本ゲームシステムと世界観に迫る
マスターオブエピックは、スキル制を採用した3DタイプのMMORPGです。スキル制のMMOなので、キャラクター作成の段階でも職業といった概念は存在しません。種族ごとの見た目違い以外は何も変わらない状態でスタートします。
この世界のグラフィックですが、さすがに8年以上運営しているグラフィックなので、さすがに古さを感じる部分はありますが、キャラクターの見た目は可愛い物が多いので、それほど抵抗を感じることはなく楽しめました。世界観は、謎の島・ダイアロスを舞台に、様々な時代を時代を行き来しながら冒険していくというタイトルです。
操作は、WASD操作+マウスカメラなのですが、ちょっと癖があるので、最初は戸惑う人もいるかも知れません。ただ、割と一通り教えてくれるチュートリアルがあるので、ここで操作はしっかり学んでおきましょう。またスキルを発動するためのスキルショートカットも始めからマクロを組めるというユニークなシステムなので、こちらも最初はなれるのに苦労するかも知れませんが、慣れてしまえば自分なりのカスタマイズが出来るので、この辺は素晴らしいと感じます。それではゲームについて詳しく書いていこうと思います。
スキル制ならではの自由なキャラクター育成が楽しめます。
マスターオブエピックのスキルシステムは、剣技や槍技、回復魔法、攻撃魔法といった一般的な攻撃スキルはもちろんのこと、生産系の料理・釣りといったもの留まらず、落下耐性や水泳、盗み、ダンスに至るまで出来る事は全てスキルとして存在します。そのスキルの組み合わせにより、様々なタイプのキャラクター育成が出来ますし、スキルを振りなおすことで、いくらでもキャラクターの職業を何時でも変えることが出来ます。総計850というポイントをどのスキル(1スキルMAXは100)に振るかは自分次第です。
スキルを組み合わせることで様々なシップ(職業のようなもの)になることが可能で、その種類は200種類を超えます。シップごとに様々な装備があったりしますので、まずはこのシップを目指すのも良いかも知れません。もちろんシップなど気にせづに自分の好みのスキルだけを取ることも可能です。
戦闘も割りとアクション性が高く駆け引きを楽しめる
PvP専用MAP「WarAge」は今も健在
スキル性の生産システムに家システムが追加され生活度UP
追加された新マップや3次シップなどで復帰組みでも楽しめる
もちろん古い!でも本当に楽しめるMMORPGと再認識!
今回プレイしてみて、1番感じるのは8年続いてるゲームとは思えないほどプレイヤーが残っていると言う事で、その理由は生活要素が充実しているからだと思いますが、プレイヤーがこのゲームを愛しているのを凄く感じました。そして間違いなく数少ないスキル制3DMMORPGの代表作といえるタイトルなのは、今でも変わっていないと感じます。
もちろんスキル制な上に、クエスト消化型のMMORPGではありませんので、相変わらず不親切だなぁと感じる部分も多いですが、スキル制だからこその育成の自由度は、スキル構成を考えているだけでも楽しめますし、駆け引きを楽しめる戦闘システムは、古さを乗り越えて楽しめると肌身をもって感じました。数少ない人気国産MMORPGとして今後も頑張って欲しいと思います。
まだやったことが無い人も、昔このゲームを楽しんでいた人も、今からでも楽しめるタイトルだと思いますので、興味を持ったという方は、是非1度PLAYしてみて下さい。スキル制MMORPGは一味違った楽しさを提供してくれると思います。
・生活型のMMORPGを探してる人